夜明けのハーメルンの口笛吹き男

午前中、麦わら帽子にサングラス、Tシャツにスボンの出で立ちでワイゼンボーンを持って河原へ行った。すると土手の階段になっている所に鳩が100羽程、ヨーロッパの名所にいそうな観光客みたいに座ってた。

全ての鳩の視線を感じた。前を通り過ぎた途端、鳩達は後をついて来始めた。

しばらく進むと鴨10羽程、青鷺2羽、カラス数羽、そして沢山の雀が所々で合流し始め自分の後をついて来る。結構な鳥の数になった。その鳥達がずっと後をついて来る。

しばらく進んで橋の下に腰を下ろすと鳥達も立ち止まる。雀なんか手乗り文鳥みたいに人懐っこく寄ってくる。こんな雀は初めてだ。その場でワイゼンボーンをポロポロ鳴らし始めてもまだ鳥達は離れない。周りの人達から見ると楽器で鳥達と交信している様な不思議な光景だったかも知れない。

すると向こうから麦わら帽子にサングラス、Tシャツにズボンという自分の出で立ちにそっくりなオジさんが餌を持って歩いてきた。その瞬間鳥達がアレ?アレ?という様なそぶりでオジさんと自分を見比べキョロキョロソワソワしだし、間も無くオジさんの方にワーッと鳥達は飛んで行ってしまった。

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他人の顔13


近所の禅寺の木が数本切られていた。
そのうちの一つの切り株を見ると苦悶の表情というか、漫☆画太郎氏のキャラクターというか、何かを自分に問いかけてているように見えた。

中環至半山自動扶梯

香港・中環にある長い長いエスカレーターに乗った。
上りオンリー、下りは階段のみ。
朝10時迄は通勤通学の為かエスカレーターがリバースされ下りのみになるらしい。
これが止まったら山の上に住んでいる沢山の住人はどうするのだろう。
「恋する惑星」でトニー・レオン扮する警官の住んでいる部屋がこのエスカレーター沿いに確かあった。
探してみるとあの部屋があったと思われるビルは解体されてしまっていた。