ニュース解説

先日、ある人に冨田勲さんのこれ知ってる?と聴かされて驚いた。
この音楽は自分が11,2才だった頃、番組が始まるのを待って、愛用していたラジカセのマイクをテレビのスピーカーにくっ付け録音し(当時はライン録音を知らなかった)、繰り返しカセットテープで聴いた特別な音楽だった。 これを聴くと、何だかどこか遠い所へ自分を連れて行ってくれるような感じがした。 あー、これも冨田さんの音楽だったのか。とても素晴らしい曲だ。

広告

5月の時代劇

テレ玉で「翔べ! 必殺うらごろし」、TVKで「座頭市物語」が再放送され追っかけて観ている。
「翔べ! 必殺うらごろし」は必殺シリーズの中では異色作のようでオカルトを題材にしており観ていて確かに変わっている。通常の必殺シリーズでは依頼人から金を受け取ってその怨みをはらすのだが、この作品では無念のまま亡くなっていった死者の念を中村敦夫演じる「先生」が受け取り、その怨みをはらしていく。主な出演者があだ名だけというのも風変わり。必殺技も他作品に比べかなり奇妙。例えば和田アキ子演じる「若」は武器等は使用せず相手をひたすら素手で殴り殺すといもので、ある意味必殺シリーズの中で一番恐ろしい殺し技に感じた。市原悦子演じる「おばさん」は相手に話しかけ油断したところ不意をついて背後から刺し殺してしまう。そこには後の「家政婦は見た」に通ずるようなブラックさがあり怖い。
「座頭市物語」の方は子供の頃に観た記憶が薄っすらあったが今回観て思ったがこれは凄い。放映当時、視聴率取れたのかな?と思うほどテレビドラマとしては芸術性が高くて今の時代では考えられない。通常の時代劇にある4コマ漫画的なストーリーから逸脱していてプログレッシブに仕上がっている「プログレ時代劇」。音楽は先日亡くなった冨田勲さん。