Archive | 10月 2015

ベルギー

ようやく到着したブリュッセルはパリに佇まいが似ていた。
フランス語が飛び交い、駅の周りは怪しい輩がうようよしている。

日本出発前に予約していた宿へ向かったが、
チェックイン時間を過ぎてもまだ清掃中との理由で部屋に通してもらえない。
1時間以上ロビーで待たされてから通されると「あれ?」予約していた部屋と全然違う。
予約時に見た部屋の写真や設備と似つかぬ、離れの棟の最上階、屋根裏の様な部屋。
また、WIFI完備との事なのにこれが全く電波を拾わない。
受付の女性に申し出ると今日は部屋が満室で他の部屋への移動不可能、WIFIの件はテクニカルな問題なので受付では分かりかねる、使いたかったらロビーで使用してくれとの事。
もうこの時点で夕方になってしまい、これ以上話をしていてもらちが明かなさそうなので諦め、
一旦部屋に戻りシャワーを浴びて出かける事にした。
いざシャワーを浴びるとアメニティの類が何も置いておらず、シャワー横に備え付けてあるボックスの中のボディソープも空。
チェックイン時間を過ぎても客を待たして部屋を整えていたはずだったのに。
小便小僧
GRAND-PLACE
気晴らしに中心地の方に散歩へ出て、小便小僧を見たり、チョコレートを買って食べながらグランプラスを散歩したりした。

Falstaff
Leffe
付近にアールヌーヴォー様式のカフェがまだ数軒残っており、そのひとつ「ファルスタッフ」に入りビールを注文。金魚鉢みたいなグラスで出てきたレフは缶ビールのレフよりタフな風味で中々良い。

朝6時前にドイツのマニさん宅を出発してからバタバタ続きで夜になってしまったので、早めに宿に戻り休む事にした。
現地のテレビはどんなものか?とチャンネルを回すとマレーネ・ディートリッヒ「上海特急」をやっており鑑賞。
続けて放映された気取ったフランス映画も文句を言いながらも全部観てしまい、
さらに続けて放映された映画も観てしまった。
最後のその映画はセリフや音楽がなく、一見すると漁船のドキュメントフィルムの様なのだが、
あきらかにカメラワークや編集がおかしく、あの「悪魔のいけにえ」を観ているのに近い感覚をおぼえる作品だった。
(調べたところ「リヴァイアサン」という映画だった)

結局映画3本を観て朝方になってしまったうえ、映画に集中し過ぎて疲れた。

仮眠の後、朝食を取り散歩へ。朝7時半、気温3度。寒い。
近くに大きい観覧車があり、そのまた近くに巨大なラッパを発見。
Bruxelles

big horn in Bruxelles
このラッパを通してホーメイをどうしても試みてみたくなり、ビョ~と一節あげてみると見事に増幅され、一部ブリュッセルの若者の関心をひいたようだ(?)。
その後は誰もいない教会(ここもパリと同じノートルダムという名を持つ教会だった)の中で心の声に耳を傾けてみたり、現地人の食生活への興味でスーパーや市場を歩いたり、中古レコード店をのぞいたりした(ブリュッセルは狭い範囲にレコード店が意外とある)。
そうこうするうちに時間が過ぎ、ドイツ・ケルンへの移動の為、駅へ向かった。

広告

ドイツ・ハイデルベルグへ

パリからドイツ・ハイデルベルグへ出発。
駅へ向かう途中、観光客に対してアンケートをお願いしますと近寄り、スリを行おうとしている男女グループを見かけた。パリに興味を持って遠い国からわざわざ来てくれたお客さんに対してこういう事をする姑息な悪党ども。 また、それをほとんど野放し状態のフランスの警察と政治家。
黙っていても左うちわで観光客はやって来るので、その上に胡坐をかいているとしか思えん。

そんなパリを後にし、電車を乗り継ぎハイデルブルグへ。
車窓から景色を見ながら数時間物思いにふけっているうち駅に到着。
有り難くもマニさんと奥さんの悦子さんが迎えに来てくれた。
街を案内してくれながらマニさん宅へ向かった。
日本でいうと八ヶ岳や野辺山に比較的近い風景を抜け、ほぼ山頂にあるマニさん邸へ到着。
緑に溢れ、マニさんと悦子さんが植えた沢山の美しい花にミツバチ達が飛んで来たり、
すぐそこに鹿が現れたり、馬が森の中を歩いていたり、夜になると夜空に無数の星が輝いたりと素晴らしい環境。 晩は悦子さんの手料理でもてなして頂き、パリとは雲泥の差の居心地の良さ。
時折、リビングでマニさんとセッションも。

買い物で近くのスーパーに連れて行ってもらうと、雑誌コーナーの一画にビリー・ホリデイの重量盤LPが置いてあった。 日本のスーパーやコンビニでこういうのは無いので驚いた。
車中でマニさんお気に入りのセロニアス・モンクをかけ、
60年代にドイツで観たモンクやエリントン、コルトレーンやサッチモ達の話を聞かせてくれた。

翌日は日本からの団体観光客も見かけるハイデルベルクのお城近辺を案内してもらった。Heidelberg
Heidelberg
観光客あふれる現在では考えられないが70年頃は多くのヒッピーがうようよしていたらしい。

GURU GURUの現ギタリストHans Reffertさんからテレキャスターを貸していただき、
オッフェンバッハとハイデルブルグでコンサートを行った。

KJK Sandgasse1
オッフェンバッハの会場には今まで出演したミュージシャンの写真が多く飾られており、
ダモさんもあったし、キャンド・ヒートやプリティ・シングス、
ロビン・トロワーやマニさんの友人でもあるアーサー・ブラウンなど他にも色々。

Mani and Manodg @KJK Sandgasse

Leitstelle im Dezernat 16
両コンサートとも多くのお客さんが来てくれ、我々の演奏もノリにのって盛況。
終演後は物販も沢山売れ、しばしサイン攻めに(これも日本では珍しい 笑)。

翌日はGURU GURUのコミューン跡地をマニさん本人に案内してもらった。
guru guru Heidelberg
現在はレストランになっているが下記のPVも写真右奥の部屋で撮影されたらしい。

晩はマニさん宅の近所にあるレストランへ連れて行ってもらったが、
味も良いし値段も安く、店主も気さくな方でとても気に入った。

マニさん宅に戻り団らん中にダモさんから電話が。
そこで、自分の大ミスに気づくことに。

翌日ダモさんのいるケルンへ行く予定なので、その確認で連絡かな?と電話を替わると、
駅まで迎えに行ったが居ないのでどうしたのか?との連絡。
わーっ、勘違いしていた。翌日ではなく、今日ケルンに行く予定だったのだ。完全に日にちと曜日が1日頭の中でズレていた。

あらかじめ鉄道の切符など事前予約して買っていたのでこれがパァに。
そして本来の予定では明日午前中にケルンからベルギーへ向かう予定なので、これも切符とホテル代がパァになる可能性が高い。
なにより今日来るものと準備してくれていたダモさん達に申し訳なく、
また、団らん中だったマニさんと悦子さんにもバタバタさせてしまい申し訳ない。

悦子さんが機転を利かしてくれ、元々予約していたケルン→ブリュッセル行きの便に間に合う早朝ハイデルベルグから出る便を探してくれ切符を買う事ができた。
まだ夜も明けていない早朝、悦子さんが我々におにぎりを持たせてくれ、
バス停まで送って頂き有り難い。

暗闇から現れたバスに乗り込むと運転手さんは女性で皮パン、鋲付きジャケットの黒づくめで若い頃のジョーン・ジェットみたいで、これホントに乗り合いバスかな?と少し驚いた。
こういう運転手さんも日本にはいない。

ハイデルベルグからケルン行きの電車に乗ることができ、
車窓からこの地域ならではの美しい景色を楽しんだ。
ケルンへの電車到着が遅れ、焦ったがブリュッセル行きの便に乗ることができた。

ヘンデルとヘンドリックス

話が前後してしまうがロンドンを散歩中、近くにヘンデルが住んでいた家があったので訪れた。

Händel House

このヘンデルの家は60年代後半にはジミ・ヘンドリックスも住んでいた。
そういえば中高生の頃、雑誌か何かで過去のジミのインタビューが掲載されており、何故ヘンデルの家に住んでいるのか問いに、ヘンデルのファンなんだと答えていたのを読んだような気がする。

ヘンデルハウスは当時の趣が残されており、CDプレーヤーでヘンデル作品も聴けるのでしばらく聴いていたが素晴らしい、ヘンデル。
奥の部屋に物販コーナーがあり、ヘンデルハウスなだけにほぼ全てヘンデルグッズなのだが一枚だけジミのポストカードが売っていたのでそれを買った。

TAKASHINAKAKU 1st ALBUM”ELECTRIPERS release party

高品格
ヨーロッパから帰国してすぐ、秋葉原CLUB GOODMANで行われた高品格レコ発に参加。
ケルンを出発してからほとんど寝てなかったのと飛行機のせいで体がフワフワ。

高品格//TAKASHINAKAKU 1st CD
高品格//TAKASHINAKAKU 1st CD “ELECTRIPERS” 全9曲入
(Nasca Car RECORDINGS.NCR-003)

 

NASCA CAR + MANDOG

NASCA CAR + MANDOG
NASCA CAR+MANDOG

バンド編成のNASCA CARとは初めて共演したが楽しかった~
キャロル、じゃがたらのカバーも演った

TAKASHINAKAKU〜1st full CD”ELECTRIPERS” release party〜

高品格//TAKASHINAKAKU
〜1st full CD”ELECTRIPERS” release party #.1 〜電撃的TOKIO編

10月17日(土曜)@ 秋葉原CLUB GOODMAN
http://www.clubgoodman.com/blog/?p=10434

出演:
高品格//TAKASHINAKAKU
ENERGISH GOLF
BUCHIKAMASHI(MIZUHIRO from Hi-speed,Ginjoha)
KIRIHITO
NASCA CAR+MANDOG

DJ:永田一直(和ラダイスガラージ)

 

先着特典有!!

巴里

ロンドンからパリに電車で移動。
駅に到着すると構内でアップライトピアノをよれよれなおじさんが弾いている。
するとそばに停車中だった電車からけたたましい爆発音と煙。
一瞬テロかと思ったが、普通の事故だった。
ピアニスト、爆発音の後の一瞬の静まりをついてレクイエムを弾きだしたので大笑い。

パブリックイメージリミテッドのライブへ行った。
子供の頃最初に買ったLPがPILだったし、パリ・ライブのレコードもあったし、今回ここで観れたのは良かった。
PIL

しかし、ライブ後良い気分だったのに一駅の区間だけ乗ったメトロでジプシーの子供達のスリ集団にあい、数万円分をすられ台無しな気分に。
電車に乗ると子供達も一緒に乗り込んできた。
東京の夜の電車でも塾帰りの子供達を見かけるし、始めは何とも思っていなかったのだが、
周りで騒ぎ出すし、何か妙な感じがする。連中の持っているカバンの影から手を伸ばしてきているのを感じたので、腕首を掴んでひねり上げると連中は悲鳴などあげて一斉に大騒ぎしだした。掴み上げた方と反対側の手に、折り畳まれた白い何かを持っているのを一瞬見たが、そいつは何も盗ってないと手を広げてジェスチャーをする。その間、周りはギャーギャー騒いで、ストローで俺の顔に水をかけてきたりしたが、相手は子供だし、その時はすっかりスリを未然に防いだつもりでいたので許してやったけれど、宿に帰ってから外国紙幣を盗まれていた事に気がついた。日本の紙幣なら見てすぐ分かったけれど、普段見慣れていない外国紙幣なので奴の手に折り畳まれた白いものが何だったのか一瞬では判断できなかった。手品師の様なやり口と集団で気をそらす連携プレーのスリ集団。

このスリの連中も含め、フランス人に良いイメージが無い。
公的機関の連中も非常に不親切。勿論、中には良い感じの人も居たけれど。
少し交流を持ったPILのライブに来ていたリアルパンク世代の連中はナイスだった。

花やしき

数日前からロンドンに来て散歩中、時に地下鉄や二階建てバスを使う。
今日乗ったバスはハイドパークに沿って走る路線だったので何年か前に演奏したロイヤルアルバートホール横の芸大の前を通りかかり少し懐かしかった。
今日はノッティングヒルゲイト近くのチャーチル元首相に関連したこのパブの外観がとても気に入った。今日は約4万歩の散歩。
IMG_5136